12月30日

年末の成田空港から一気にカッパドキアへ

 出発当日の30日、はじめての年末年始の海外旅行でもあったので、年末の成田空港の混雑ぶりを頭に描いていたのだが、すでに出国のピークはすぎたのか、だだっ広い出発ロビーはがらがらで、拍子抜けしてしまった。

 各自でチェックインを済ませて、ロビーの片隅に集合、松田さんという添乗員から最終の案内をうける。ツアーは全部で19人で、親子と娘2人のグループが1組、一人旅の女性が1組で、あとは全員が男女のペアだった。

 新婚旅行のような若いカップルもいれば、私たちよりもずいぶん年かさのご夫婦もいた。考えてみれば、こうした団体旅行は、04年秋にいったオランダ・ベルギーの旅以来であり、4年半ぶりだった。

 乗り込んだトルコ航空の機内は、ターキッシュブルーで統一されており、座席や膝掛けまでも真っ青だ。客室は満席だったが、窓側の2人席だったので、窮屈な思いをせずに到着地まで行けそうだ。客室乗務員は、ほとんどがトルコ人で、日本人キャビンアテンダントが数名乗っている。 飛行機は、北極圏の上空を飛び越え、約12時間でイスタンブール・アタチュルク国際空港に到着した。

 現地時間では、夜の7時30分になっている。ここからさらに国内線に乗り換えて、カッパドキアの近くのカイセリにむかう。搭乗までには約2時間あり、入国手続きを済ませて、空港のなかをぶらぶらする。 空港は広く、人影はまばらだ。ここで3万円をトルコリラに両替し、500mlのミネラルウオーターを1.5トルコリラで買い求める。かなり円高になっていた時期でもあり、日本円にすると100円程度だ。

 国内線のセキュリティチェックがやたらと厳しく、靴をぬがされ、ベルトもはずさせられて金属探知器のゲートをくぐる。飛行機は、両側に3席ずつのボーイング737だ。乗客のなかで日本人は、私たちの団体だけで、ほとんどがトルコ人だった。顔は、中東系でアラビア人風だ。国内線のロビーから、そうした人たちに囲まれ、イスラムの国に来たことを実感し、反射的にテロという言葉が頭をよぎり、なかなか緊張感が解けない。

■ガイドと添乗員のひそひそ話を聞いて少し不安に

 あっという間にカイセリの空港に着くと、すでに夜中の12時近かったが、現地ガイドのニハットという男性ガイドが迎えに来ていて、大型のバスにスーツケースを積み込み、ホテルへと出発する。運転手は、ジェマルさんというおじさんで、これからイスタンブールまで1,900キロにおよぶバスの旅を、この人のハンドルに託すこととなる。

 明日、観光する世界遺産カッパドキアは標高が1,400メートル以上と高く、カイセリの空港も標高1,320メートルのところにある。空港の外は寒く、雪が降っていた。 バスのなかでは、ニハットさんから、現地での生活について説明を受ける。ニハットさんはトルコ人で、たどたどしいところはあるが、とても上手な日本語だ。

 水道は硬水なので飲用には適さず、ペットボトルは、ドライブインやスーパーなどで売っているので随時買うようにすすめられた。ただし、あからさまにホテルに持ち込むと何か言われるしれないので、バッグのなかに隠したほうがいいと教えてくれた。

 現地通貨トルコリラのレートは、この時点で61円であり、2か月前は100円だったそうで、急激に円が上がっているのだそうだ。だから、いま、トルコで買い物をすると得なのだと、ニハットはしきりに強調した。これは、ツアーに組み込まれた後日の免税店めぐりの複線でもあるようだった。

 外を見ると、暗闇のなかに雪景色がひろがっていて、明日はしっかりした防寒対策をしなければと思った。気になったのは、ニハットさんと添乗員の松田さんが、11月から3月には、このコースはあまりやったことがないなどとひそひそ話をしていたことだ。おそらく、寒さと雪で、冬季のカッパドキアは観光には不向きなのだろう。明日からの観光が不安だ。 バスに乗って1時間ほどで、デデマン・カッパドキアホテルに到着する。雪のために路面がすべる。荷物を整理して、シャワーをあびてベットにはいると、すでに夜中の2時を過ぎていたが、時差ぼけのため、なかなか寝付けなかった。

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